Cresteaju


Cresteajuとは?

あらすじ(旧Cresteaju sideより引用)


フィルガルトという大陸が舞台です。ここではずっと昔に大陸名にもなっているフィルガルトという巨大な国家が存在していました。フィルガルトが消滅した後、人々はそれぞれの住む都市単位で政治を行ってきました。

しかし、いつの世にも「征服」「支配」「権力」といったような言葉に魅力的を感じる人はいるものです。ここ数年で突如として力を伸ばしてきた組織、”エターナル”。エターナルは「すべての人に永き幸せを」という言葉で、都市間を越え、フィルガルト全土に勢力を広げているのです。彼らがしていることは、神を崇め、その意志に従い、より多くの人、都市を支配し、そしてフィルガルトの人々には大陸全土を支配しようとしているように見えました。それは、かつてのフィルガルトが行っていた支配そのものを、再び繰り返そうとするものです。

エターナルはすでにいくつもの都市を従え、またそれに応じようとしない都市へは、武力で支配を広げる、そういった強引な手段を取っています。

クレスフィールド、この都市はエターナルの要請に反対しました。そんなクレスフィールドに対し、エターナルは「天罰」という名目のもと攻め込みます。クレスフィールドもそのことを予想して戦いの準備をしていたのですが・・・予想外の事態が起き、クレスフィールドは破れ、町の人々は捕らえられました。

クレスフィールドが攻め込まれ、戦いの不利を悟った議長ガゼールは最も交流の深い都市・アネートへ向けて救援の手紙を送りました。しかし、その手紙が届く前にクレスフィールドは攻め落とされます。クレスフィールドが制圧されたことを知りながら、それでも手紙を届けようとしているのは、議長ガゼールの娘、ルナンです。

彼女がこの物語の主人公です。

はじめは、アネートへ手紙を届けるためにフィルガルトを旅するルナンは、多くの人と出会い、やがて避けられない長い戦いへと巻き込まれていきます。







特徴


そんなCresteajuの1番の特徴は戦闘!そしてイベント&サブイベントやキャラの個性!BGMの完成度!
もはや1番のではないですね・・・まあ、それだけ魅力のあるゲームなんですよ。

・戦闘
まずは戦闘です。戦闘はなんと3Dフィールドで行います。ただ単に立体なのではなく、「配置」と言う概念があります。
戦闘での位置は自由に決めることができます。敵は自分に近い人物を攻撃します。これは前にいるほど攻撃を受けやすい、ということになります。
また、敵味方問わず打撃攻撃の対象と自分の間に他の敵がいると、そちらに攻撃が当たってしまいます。
例えば、LPの高い戦士系のキャラの後ろにLPの低い魔法使い系のキャラをおけば、かなりの確率で攻撃から守ることができるでしょう。
範囲回復魔法もあるので、あまり離れすぎていると、一度に複数人を回復させることができません。
だからといって一カ所に集中させ過ぎると、狭い範囲の攻撃魔法でも全員がダメージを受けてしまいます。
どのくらいの間隔が一番いいのか、戦いながら見つけてください。

CresにはMCと言うものも存在します。働きは某ゲームのMPと同じと思ってください。
ただし他のRPGと違い、魔法を使うために必要なMCが回復をします。MCは魔法を使わないでいるほど回復量が増え、逆に魔法を使ったターンは回復をしません。
これをうまく利用しましょう。
例えば、LPが低めの仲間がいて回復しようと思っても、余裕があるならもう1ターン待ってみます。そうすればMCはその分だけ増えているのです。
逆に毎ターンこまめに回復魔法を使い続けても、結果としてすぐにMCが底を尽きてしまう可能性あり、安全に戦っていたはずが、かえってピンチを招いてしまうかもしれません。

そしてMCを使うための魔法も一味違います。3Dなのでグラフィックがきれいと言うのは説明の仕様がないですが(笑)、その魔法を自分で好きなように覚えられます。各キャラクターはレベルアップをすると、魔法修得値というものが加算されます。これを魔法修得コマンドでお金のように使い、新しい魔法を覚えます。
つまり、魔法を覚えるタイミング・順番は自由です。
ただし、高レベルの魔法は基本が出来ていないと覚えられませんし、キャラによって種類の個性があったりします。


・イベント&キャラの個性
RPGのメインとなるのがこのイベント。Cresではここもとても凝られています。中盤は少し目立たないように見えるイベントもありますが、実はそれが重要なものだったり・・・と、
どんでん返し(死語?)に次ぐ超どんでん返しでとても盛り上がります。
その上Cresには数多くのサブイベント(メインストーリーとはあまり関係のないもの)も存在します。種類はアイテムをもらうイベントだったり、見て笑える内容だったりします。

キャラ個々の個性も充実しています。主人公がトマト好きだったり仲間がたわし頭や赤いバンダナをしているゲームはそうそうないでしょう。
そして仲間以外にも敵としてウニあり埴輪ありバナナありと(本当です)かなり充実しています。


・BGM
シナリオからプログラムまで自分で行ってしまう人はいても(それでもかなりすごいですが)BGMを自分で作ってしまう人はなかなかいないでしょう。
なんとShouさん(作者)は、自分でBGMまで作ってしまったのです。
その上、期間限定でサウンドトラックCDまで発売してしまうし・・・


見所満載のCresteajuを、ぜひご体験あれー